お金

子供のうちに知っておくべきお金の話【大切な資産を搾取されないための知識】

母親
母親
「子供にお金の勉強は必要?」
「お金の勉強をするメリットは?」
「お金の勉強をしないとどうなる?」

日本人はお金の教育が足りないといわれています。

子供にお金の勉強をすることでさまざまなメリットがあります。

子供にどんなお金の勉強をさせるべきか考えていきます。

お金の知識を身に付けるメリットは?

お金の知識を身に付けるメリットです。

・将来像をイメージしやすくなる
・資産を守る事ができる
・経済について学べる

 

将来像をイメージしやすくなる

お金の勉強をすることで子供が自分の将来像をイメージしやすくなります。

生活するために具体的にお金がどのくらいかかるのかイメージできる子供は少ないです。

自分が将来どんな働き方をしてどんな生活を送るのか子供のうちに知ることができれば今すべきことがわかってきます。

裕福な生活を送りたいのであれば高年収といわれている医師を目指す方法があります。

医師になるためには高い学力が必要になるため小さいうちから勉強を頑張らなければいけません。

資産を守る事ができる

お金の知識があれば自分の大切な資産を守る事ができます。

お金の知識がないと大人になった時に様々な手口でお金を搾取されやすくなります。

富裕層はお金を増やすためにお金の知識を身に付けることが大切です。

一般人は自分の大切なお金を奪われないためにお金の知識を身に付ける必要があります。

経済について学べる

お金の知識を身に付ける事は子供に経済を学ぶきっかけを与えてくれます。

お金の知識を身に付ければ世の中のお金の流れを理解できます。

人は労働の対価として収入が得ています。

収入から全額が手元に入るわけではなくたくさんの税金がひかれます。

様々な種類がある税金は国の収入になります。

国民から集められた税金がどのように使われているのかを学ぶきっかけを与えてくれます。

お金の勉強の具体的な内容

お金の勉強の具体的な内容です。

・お金の重要性
・日本人の平均年収
・平均年収でどんな暮らしができる
・貯蓄型生命保険はぼったくり投資信託
・株式投資の仕組み
・富裕層は働かなくても高収入
・富裕層は政治への影響力が大きい

 

お金の重要性

生活するためにお金は非常に重要です。

お金が人生にどんな影響を与えるかを子供は知りません。

内閣府による世帯年収と幸福度の関係です。

・500~700万円未満:5.91点
・2000~3000万円未満:6.84点
・1億円以上:6.03点

 

2000~3000万円までは幸福度は収入に比例して上昇することがわかっています。

厚生労働省による日本の平均世帯年収です。

・29歳:362.6万円
・30~39歳:614.8万円
・40~49歳:694.8万円
・50~59歳:756万円
・60~69歳:566万円
・70~79歳:421.5万円

 

2000~3000万円までは幸福度は収入に比例して上昇するにも関わらずほとんどの人がその水準まで到達することはないです。

この現実は例外なくほとんどの子供に将来当てはまります。

この結果から学べることは貧困層の家に生まれてしまったらお金と幸せは切り離して考えるべきだということです。

これは貧困層に生まれた子供は貧困層になる可能性が高いからです。

日本人の平均年収は?

国税庁の民間給与実態調査による日本人の平均年収です。

・日本人の平均年収:436万円

 

この水準の収入での将来の生活をイメージすることが日本人にとって最も現実的です

平均年収でどんな暮らしができる

日本人の平均年収である436万円でどんな生活ができるか考えていきます。

年収436万円であれば税金が引かれて手元に残るのは350万円程度です。

平均的な日本人は毎日会社で長時間働いて350万円しか収入がありません。

350万円/年で毎月の収入を換算すると29万円/月です。

住居費が10万円/月であれば残り19万円で家族分の食費、光熱費、通信費、教育費を支払う必要があります。

毎月数万円程度しか貯蓄できない事がわかります。

もし子供が私立中学、私立大学を受験することになればさらに生活は困窮します。

これが平均的な日本人の生活水準です。

子供がたくさんいればいるほど生活が困窮することもわかります。

日本が少子高齢化になる原因が理解できます。

高年収であるといわれている医師の平均年収での生活を考えてみます。

医師の平均年収は1240万円程度といわれています。

病院勤務であれば1000万円程度です。

開業医であれは3000万円も可能です。

1240万円でどんな生活ができるか考えていきます。

1240万円であれば税金がひかれて手取りで850万円程度です。

850万円/年を毎月の収入に換算すると70万円/月です。

住居費が20万円/月であれば残り50万円で家族分の食費、光熱費、通信費、教育費を支払う必要があります。

一般的な日本人に比べれば余裕があることがわかります。

子供がたくさんいても貯蓄が十分にできます。

子供に十分な教育をしてあげることができます。

私立中学を選択できる余裕もあります。

公立中学と私立中学のメリット【中学受験はさせた方がいいの?】

貯蓄型生命保険はぼったくり投資信託

貯蓄型生命保険に加入した場合にかかる手数料や費用です。

・信託報酬
・信託財産保留額
・営業マンの給与
・保険会社への手数料
・税金

 

貯蓄型生命保険は手数料が非常に高いです。

信託報酬は投資信託の運用や管理をするためにための手数料です。

信託財産保留額は投資信託を解約した時に発生する手数料です。

投資信託で得た利益には20.315%の税金もかかります。

貯蓄型生命保険はさらに営業マンの給与、保険会社への高額な手数料が引かれています。

貯蓄型生命保険は元本が保証されている金融商品ではないです。

保険会社が運用に失敗しても運用手数料は引かれます。

保険会社の利益は確実に確保されています。

貯蓄型生命保険は保険会社に有利に作られています。

このような手数料のかかる金融商品を何十年も契約する事で毎月高額な手数料を払っていることに気付かない人が多いです。

金融商品を購入する時は手数料に注意して検討するべきです。

株式投資の仕組み

投資は基本的にお金を持っている人が大きく儲かるようにできています。

お金のないが投資をしても基本的には儲かりにくいです。

富裕層であれば配当だけで年間数千万円や数億の収入が得ている人がいます。

一般人が10万円投資したとしても20%の株価上昇で12万円にしかなりません。

12万円も税金20.315%が引かれて11万5937円となります。

計算すると1万5937円の収入にしかなりません。

投資を行うなら投資の知識が必要です。

投資は儲かるといわれてむやみに手を出すことはリスクがあります。

投資の知識がないまま投資をすることで利益よりも損失が出る可能性の方がはるかに大きいからです。

株式投資で初心者が損する理由と対策【株式投資で損をしない始め方】

富裕層は働かなくても高収入

富裕層は働かなくても高収入です。

普通の人は働き続ける必要があります。

富裕層は資産を株式や不動産として保有しています。

働かなくともお金持ちの家であれば株式配当金や不動産収入として莫大な収入があります。

お金持ちは働かなくてもお金持ちであり続けることができます。

貧困層はそもそも資産を持っていません。

毎日働き続けても生活する程度にしかお金を得る事はできません。

資本主義であれば今度も格差は広がり続けることになります。

お金持ちはさらにお金持ちになり、貧困層はさらにお金を稼ぐことが難しくなります。

富裕層は政治への影響力が大きい

お金持ちの方が政治への影響力が大きいです。

これはお金持ちの人が政治家になりやすいからです。

政治家になるためには選挙で勝つ必要があります。

選挙活動のための莫大な費用は自己負担です。

このため政治家になるためにはお金がかかります。

お金がなくて人手を確保できない人は新規参入しにくい仕組みになっています。

お金持ちが政治家になることでお金持ちに有利な政治が行われます。

まとめ:お金の知識は人生で役に立つ

お金の知識は人生の役に立ちます。

日本が衰退しているため日本人の大多数は今後もどんどんお金を稼ぐことが難しくなっていきます。

大切な自分の資産を大人になった時に搾取されないように子供に時からお金の知識を身に付ける必要があります。